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  • 執筆者の写真篤史 高橋

薬の使いどころ



こんにちは!ライフピラティススタジオの高橋です。

このところの梅雨の冷え込みで完全に風邪気味です。明らかに会社勤めの時よりも早いローテーションで風邪をひいています。

ピラティス以外にも整体を勉強していて、参考にしているのが野口晴哉さんです。野口さんは日本版ピラティスではないかと私自身は考えています。

野口さんが執筆している「風邪の効用」には風邪をひくこと自体がデトックスで、定期的にひくことは毒を溜めずに出していることだと述べています。ですので風邪をひくたびに今は毒を出している期間だと考えるようにしています。実際治ったときはひく前より体調がいい気がします。


さてみなさんは風邪をひいたときどのように対応していますか?

かかりつけの医院へ行ったり、自分に合ったの市販薬、栄養ドリンクなど人によってさまざまだと思います。私の場合は風邪のひきはじめから漢方薬で治していきます。

では体の中ではどのようなことが行われて風邪は治るのでしょうか?

知ってる人も多いですね、白血球が風邪の菌を倒してくれるからです。では薬はそれに対してどんな役目を果たしているのでしょうか。


薬の種類も大きく分けると西洋医学の薬と東洋医学の薬の分けることができます。

市販薬の西洋医学の薬は風邪の症状を緩和させるものがほとんどです。菌やウイルスを直接攻撃するのは抗生物質です。

風邪の辛い症状を和らげてくれるため、抗生物質を除けば市販薬などは「痛み止め」に似ています。どうしても仕事に穴をあけられないなど辛い時には現代人には必要ですよね。


続いて漢方薬です。漢方薬は白血球の助けをする薬、と思うとわかりやすいです。体の自己免疫を上げることで風邪の菌を倒す助けをします。漢方薬は即効性がないとよく言われますが、ちゃんと処方された漢方薬を正しく服用すれば遅いなんてことは少なくなります。漢方薬は症状の出始めが肝心です。有名な葛根湯もひき始めの3日間までが有効とされています。それ以降の慢性期は柴胡桂枝湯 、麻杏甘石湯 など飲む薬が変わります。


西洋医学の薬でも東洋医学の薬でも「菌を倒す」のは白血球に頼るしかないんのです(抗生物質は除きます)。ということは結果自己免疫で治してるんです。「薬で治った」ではなく「自分で治した」のほうが正解です。


西洋薬のメリットは即効性でピンポイントで利かすことができる。デメリットは根本の治療にはなっていない。

東洋医学のいいところは根本治療に向かっている。デメリットは即効性が弱い。


薬の種類によっては西洋薬、東洋薬は併用できるのでメリットだけうまく活用できます。その場合はお医者さんですね。


野口整体では正しい休養の仕方も載っているので気になる方は是非読んでみてください。内科の問題ではなく体全体としてとらえるとできることは他にもあるんです。


ちょっとした野口さん推しになりましたね(笑)去年とは10度近く温度に差があるそうです。気を付けてお過ごしください。










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