top of page
検索
  • 執筆者の写真篤史 高橋

X脚O脚 筋膜からの考察



こんにちは!LIFEPilatesStudioの高橋です。

最近は天気が良く気持ちのいい日が続きますね♪10月の晴れた日はわずか7日ほどだったのでより気持ちよく感じるんでしょうね。

でも日本の気候はほんとによく変わりますね。すでに乾燥が始まりスタジオの湿度計も50%を下回ってます。今年はがっつりし潤してくれる加湿器を購入予定です。


さてタイトルどうりX脚とO脚について考察していきます。脚の形を意識をしてからもう何年も考えてきました。少しづつ自分の中で考え方がまとまってきたので書いていこうと思います。


まずX脚O脚ともに骨盤股関節と足首(腓骨のねじれ)が関与した結果として脚がX,Oの形に見えるということ。もちろん膝がねじれるのですが膝の上下の関節からの力の影響で引っ張られ形が変わっているということです。


膝にはもともとねじれる余裕が少しあります。膝を曲げた状態で大腿骨を固定し脛骨を改選させるとわかると思います。もちろん膝の完全伸展位ではスクリューホームムーブメントによる靭帯、筋によるロックがかかりますが、スクリューと名付けられているようにそもそも膝は動くときに大腿骨と脛骨のねじれあいの中で動いています。


この機能が股関節と足首のアライメント異常によりねじれた状態で固まり、歩く時にもねじれた状態がキープされるとX脚O脚と言われる状態になります。


そのため膝に直接的なアプローチではなく股関節と足首のアライメントを改善させることが第1になります。


もちろん長期間固定されていた膝へのアプローチも必要です。



ではX脚O脚の発生メカニズムを詳しく書いていきます。

まず一番多いのが骨盤、股関節の機能異常からの発生です。


ま骨盤が「緩む」ことによって骨盤と股関節の形が変わります。


○仙骨と寛骨をつなぐ仙腸関節が緩む(仙骨がカウンターニューテンション気味になり寛骨が外に向かって移動した状態)と股関節は立位でのバランスをとるため外側に突出し、内旋します。


○内旋した大腿骨が大腿筋膜張筋側から腸脛靭帯を通って下肢に緊張を与えるとX脚になる。(ラセン線の前面)


○内旋した大腿骨が大殿筋、中殿筋側から腸脛靭帯を通って下肢に緊張を与えるとO脚になる(外側線)


さらにひざ下の影響による影響を考えるとX脚でもXO脚(膝下O脚)かどうか判断できる。


○骨盤股関節が主原因の場合は下行性運動連鎖が優位のため大腿骨内旋に対して脛骨外旋のXO脚(膝下O脚)になりやすい。


○足首の回内が主原因の場合は上行性運動連鎖が優位のため脛骨内旋に対して大腿骨の外旋のX脚になりやすい。



★まとめ

X脚O脚ともに骨盤のゆるみからの股関節の内旋までは症状が一致する。

そのあとは筋膜による引っ張りが内旋側か外旋側かでX脚かO脚かが変わる。同じ腸脛靭帯を経由するがラセン線側の引っ張りか外側線側の引っ張り強いほうに引かれる。男のひとでO脚が多く女性でX脚が多いのはもともとの筋肉量と骨盤の形のせいではないか。


以上が自身で調べ一番納得しているX脚O脚の考察です。新たな知見が出たり違う意見をいただいたりしたら更新予定です。


閲覧数:76回0件のコメント

最新記事

すべて表示

6月2日より営業再開

コロナウィルスによる自粛要請に従い当スタジオは5月31日まで臨時休業となります。 営業再開は6月2日(火)からとなります。 自粛期間中に体についての発見があったのでまたこちらのブログでもちょこちょこ紹介していけたらと思っています。

bottom of page