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  • 篤史 高橋

体幹、コアとは何ぞや?



こんにちは!ライフピラティススタジオの高橋です。

お盆休みを頂いていたため少し間隔があいてしまいました。子供たちの相手をする夏休みというのは疲れますね…暑さもあるため身に染みたお休みでした。

今日は私自身が知識として実に着けたときに「へ~そうなんだ!」と感心したことを書いていきます。



ピラティスに限らず体幹トレーニングブームもあり「コア」「体幹」という言葉をよく耳にします。みなさんはどんなイメージが浮かびますか?なんとなくお腹の辺りや胴体といったぼやんとしたイメージが沸き方が多いのではないでしょうか。実際明確に定義があるのかというとそうゆうわけでもなく、胴体回り一帯を指す言葉といった認識でよさそうです。特に競技をする方にとっては具体的な筋肉が必要ではなく、パフォーマンスが上がるトレーニングができればいいので、明確にどこの筋肉がこうなってとかは必要がないんだと思います。


そこでこの疑問を進化学から人間の体の仕組みはどうなっているのか?として紐解いていくことにします。体の本質を求めるピラティス的にはこれが一番ぴったりと当てはまるからです。最初の起源からはさかのぼりすぎて説明が長くなってしまうので、哺乳類に共通する部分だけで書いていきますね。


犬も猫も鳥も人間も動物です。人間のみが特殊なのは直立二足歩行が特殊でそれ以外の機能は他の動物たちと多くが共通しています。胴体の構造もおおよそ一緒です。背骨の数、肋骨の数は若干の種差はありますがみんな一緒です。


そこで言われると確かに…となる疑問がひとつあります。当たり前すぎて気にならないところなんですが、胴体の上半分は肋骨がありますが、胴体の下半分、お腹の辺りは骨がありません。なぜでしょうか?哺乳類にはほぼ共通しています。


考えるヒントはまず肋骨にありそうです。なぜ鳥かごのような形をしているのか、です。この答えは比較的すぐに思いつくかもしれませんね。鳥かごの中のものを守りたいから骨で頑丈に覆っているんです。同じ考え方には頭蓋骨があります。中にある脳は豆腐に例えられるほどたいへんデリケートなものです。肋骨の中には心臓と肺があります。心臓も肺も3分でも動かないでいると人間は死んでしまいます。頭蓋骨も胸郭も中にある非常にデリケートな臓器を守るための構造なんですね。


では胴体の下半分、主に消化器系が占めています。これは大事ではないのか?もちろん大切です。どれか一つでも機能を停止すると生きていけません。ではなぜその部分を骨で覆わなかったのでしょう?


実は人間を含み哺乳類全般に言えるのですが、背骨のある胴体全部を骨で覆ってしまうと動くこと、特に移動に支障をきたしてしまうんです。4足歩行の動物も人間も体をねじり、その力をうまく背骨に伝えることで動力を得ます。その為すべてが肋骨で覆われると各関節がロックされ、素早く動くことができなくなってしまうんです。(動けなくなくても非常にゆっくり、一歩一歩のスタンスが狭くなる)


そうなってしまうと肉食の外敵に捕まってしまうは食べ物にありつけないわですぐに滅んでしまいます。それを回避するためには素早く動けて柔軟な身体が必要でした。消化器系は守りたいけど運動機能は損ないたくない。そこで体幹の筋肉たちの出番です!

骨でロックはできないので柔軟な筋肉で守ることにしました。最初に体幹の定義がないと言いましたがピラティスにはパワーハウスという言い方で、この肋骨から骨盤までを覆う筋肉たちがいます。



背中側には柱の役目をする多裂筋。

おなかから腰まで覆うのは壁の役目の腹横筋。

底にあり床の役目をする骨盤底筋。

上にあり屋根の役目をしている横隔膜。



この筋肉たちが一丸となってお腹の隙間をフォローしています。よく腹圧という言葉が用いられますがこの筋肉たちが機能している状態です。

この筋肉は上述したように内臓のポジションを的確な位置に保つ役目と、背骨の安定=動けるからだ を提供します。その為ピラティスではまずここを重要にしているのです。人間が本来の機能を保つために必要な個所であり、筋肉の支えである以上弱りやすい部分なんですね。


このパワーハウスを軸にいくつかの筋育を加え、筋膜の流れからさらに体幹、コアというものの解釈を広げることができるようです。(この4つの筋肉の中には「腸骨筋」「大腰筋」が含まれてないのでこの4つだけでコアというのもちょっと違うかなと)


以上が進化学とピラティスの視点を混ぜた体幹、コアの説明になります。人間の根本を探っていくと あ~なるほど!と思うことって結構あるんです。また気が向いたら書いていこうと思っています。スタジオではパワーハウスを実感できますので体力が落ちてきてとりあえず何かしたいなと思っている方はお気軽にお越しください!

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