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執筆者の写真篤史 高橋

骨盤を動かす



こんにちは!LIFEPilatesStudioの高橋です。

9月まではなかなか秋にならないなぁ~なんて思って過ごしていたのに台風19号が去った後は急に秋の気候になりましたね。

斜陽のオレンジかかった空や虫の音など秋を感じられるいい季節になりました。身体も秋仕様にして冬に備えていきたいところです。


最近のマイブームが骨盤を動かすことです。


骨盤は左右の寛骨と真ん中にある仙骨の集合体です。仙骨と寛骨の間は仙腸関節といわれる関節になっていて可動性があります。

解剖学の本にもよっては不動、1~2mm程度しか動かないとするものやかなり動きがあるとするものまで様々です。


人種や個体差もあるため一様には言えないようですが、私自身、そして通ってくださっているクライアントさんもかなり動くようになったため、私的見解ではかなり動く関節だと思います。


野口春哉さんがとなえた整体ではここがかなり動くだろうとしています。その後研究されていき女性と男性では骨盤の形が違い、動き方も違うとなっています。


男性は仙腸関節の可動性は少なく、歩くときは背骨の回旋を使います。


一方女性は仙腸関節に可動性があり、歩くときには左右の骨盤の交互回旋で動きます。


女性は妊娠出産をするために骨盤が動く構造になっているんです。そして以前のブログにも書きましたが女性にとって重要な子宮がこの中にあります。

人間は脳で判断、行動をしますがそこに強力に影響を与えるのが女性ホルモンです。

骨盤というベットが固く動きが少ないと子宮はストレスにさらされます。そのストレスが女性ホルモンを経て脳に伝わり、気持ちの一喜一憂に影響を与えるんです。


そのため女性は男性以上に骨盤を動かすということが重要になります。


では動くということに関してですが、骨盤が動かない人はその上下の関節が代償してよく動く場合があります。股関節と腰です。ここだけが動いていて肝心の骨盤が動いてない方が非常に多いんです。ですがそれでは骨盤のいいベットは作れません。


とても重要であるのだけれどもちょっと意識を置くのが難しいんですが腰椎の4番5番が使えると骨盤は動くようになります。


さきほど骨盤が動かない方は腰を使うと書きましたが背骨でいうと胸椎11,12番 腰椎1,2,3番を腰といいます。この5椎は肋骨のようにつながりまとまるわけではなく自由な背骨です。

腰椎4,5番はヤコビー線といわれる腸骨の腸骨稜の最高点を結んだラインにかかるため、埋もれている背骨といえます。

その為使いこなすのにちょっとしたコツが必要です。


女性で180度の開脚やY字バランスなど簡単にできてしまう人は骨盤が動くため、骨盤+股関節の2つを使って行っている場合が多いんです。


この4,5番に動きがあると腰を反らす動きをしても、腸骨が上に上がり腰を痛めるということが起きてきません。

4,5番が使えていないと腰(胸椎11,12腰椎1,2,3)だけが動き「反る」といううごきになります。力学的なストレスが集まり腰痛が発生する場合があります。


整体には腰椎をうまく使ったワークが多く、骨盤が締まり腰が起きます。


ピラティスだと腰の使い過ぎは危険とされますがそれも使い方次第でしょう。本来の子押しのアーチを作るためにはどうしても反る動きは必要です。


骨盤を開く動きはピラティスの伸展系ワークを上手にこなすためにも是非取り入れたいものです。

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