こんにちは!LifePilatesStudioの高橋です。
本日は麻布十番祭りに為時短での営業となります。夕方、夜にかけてゲリラ豪雨がないといいですね。
本日のテーマは『ローイングバック』です。
前回のブログで手の力は首に伝わるとしていますがピラティスのワークで具体的に説明したいと思います。
指の運動は2つに分けることができます。押す、反らせるの2つになります。その為筋肉の流れも押す側、反らせる側の2つの運動軌道が存在します。本日は指で押す側【握る側】の運動連鎖です。この運動連鎖を利用したワークがリフォーマーの使った『ローイングバック』になります。
指を握る力は更に2種類に分かれます。親指と人差し指側、こちらは橈骨へと力が流れます。中指、薬指、小指は尺骨へと力が伝わります。橈骨と尺骨はお互いに回転し合う力を生み出し、それが肩甲骨、肋骨まで繋がっていきます。
最初のセットポジションでは小指側3指で巻き込むように握ることで肘関節の屈曲、肩甲骨の下方回旋と内旋を伴い前鋸筋のスイッチが入ります。そこから後傾することで前鋸筋から腹斜筋の筋連鎖で下まで下がります。次に親指人差し指側の握る力で肘の伸展、肩甲骨の上方回旋と内旋で三頭筋から菱形筋を使い腕を前まで持ってきてスタートポジション位戻ります。
ピラティスは本当によく考えられたられたワークだというのをこのエクササイズは教えてくれます。僧帽筋上部が過緊張している方はまずストレッチをしてからだと動きがスムーズになります。
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