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プラスとマイナス  2022/1/8

執筆者の写真: 篤史 高橋篤史 高橋

こんにちは!lifepilatesstudio の高橋です。


夏の時は冬が恋しくなり、冬の間は夏が恋しくなりますよね。写真だけでも夏の気分になるものを載せてみました。早くあったかくならないかな。




本日のテーマは体のバイオメカニクスについてです。



運動、医療の分野でも難しいため毛嫌いされる部分ですが、人間の体がなぜ今この状態になっているかには欠かせない知識となります。



魚だった祖先が陸に上がった時にまず対応しなければいけなかったのが【重力】です。さらに人間は二足歩行のために重い頭部を最上部に置きました。



これを支えるためには計算され尽くしたバイオメカニクスが必要です。ですがあまりにも複雑なため私が普段使用している考えだけ本日は書いていきます。



それはプラスマイナスを0にするということです。



例えば頭が前に出たとします。すると重心は前へ移動するため足を前に出さなければいけません。でも実際には前に出す必要はありません。これは頭が前にいった力を体の違う部分が後ろに行くことで打ち消しているからです。



頭部が前にいった場合は胸椎の下部が代わりに後ろに行きます。そうすることでプラスマイナスを0にするんです。


この現象は前後だけではなく左右の傾きと捩れの3種類が存在します。我々は3次元で生きているため3つの運動方向が存在します。



立った状態で前ならえのように両手を突き出しても身体は前に行きません。ふくらはぎが頑張って後ろに行く力を発揮してプラスマイナスをぜろにしているからです。



姿勢ではこのバランスの崩れがどこで起きているのかを判断して行う運動を決めています。姿勢の調整は力学的な調整とも言えます。整った場合は体が楽に感じられます。ぜひ一度ご体感ください。



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